今日は、いつもの荷物が届くだけ――
本当に、それだけだったのでしょうか
訪れる配達員は、おそらく若い男性
彼女はそれを、どこまで分かっていたのか
あるいは最初から、すべて分かった上で待っていたのか
玄関先で起きた‘勘違い’さえ、
本当に偶然だったのかは分からない
恥じらうように見えて、
気づけば主導権を握っているのは彼女の方
「私……いけない人妻ね」
配達員が翻弄しているつもりで、
実は最初から、すべて彼女の掌の上だったのかもしれない
妖しく、計算高く、どこか楽しげな人妻とのひとときをお楽しみください
〇 本編:約20分